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お祝いメッセージ

作詞家 

いではくさん

本名 井出博正

1941年 長野県生まれ
1965年 早稲田大学商学部卒
1971年 作曲家遠藤実氏に師事し作詞の道に入る

【主な作品】 
「すきま風」(杉良太郎)
「北国の春」(千昌夫)
「北海港節」(三山ひろし)  等
                                       
【役職】
(一財)遠藤実歌謡音楽振興財団 顧問
(公財)松尾芸能振興財団 理事
(一社)日本音楽著作権協会 元会長

─ 長野県誕生150周年に寄せて ─ 

「志を果たして いつの日にか帰らん」
高野辰之:作詞、岡野貞一:作曲の唱歌『故郷(ふるさと)』の一節です。

私は18歳の時、生まれ育った南佐久郡南牧村を出て、東京に向かいました。
その時の心境を正直に言えば「もう二度とここに戻ることはないだろう。」でした。

後年、作詞家になり、いくつかのヒット曲に恵まれ、ペンでご飯が食べられるようになりました。
しかし、日々都会の喧騒の中で、昼夜がひっくり返ったような生活のくり返し。

ある日ふと「このままでいいのだろうか?」の思いと一緒に冒頭の歌が浮かんできました。

南牧村の家は住んでいた母を、長兄が東京に呼び寄せ空き家状態でした。
夏の一時期だけ母が帰り使用していましたので、自分は友がいる茅野市の隣、原村の森の中に家を持ちました。

欅に囲まれた木の家からもたくさんの歌が生まれました。

近年作った歌は『星の郷(ほしのさと)』で、「夜空の星がいつまでも美しく見える故郷であってほしい」の願いを込めています。

「信州に生まれてよかった。」今はそれが実感です。
まさに『ふるさと信州ありがとう』(2023年発売 歌:上條典夫 作曲:大谷明裕)です。