長野県150周年、誠におめでとうございます。
自然豊かな信州には、四季折々、さまざまな美しい表情がありますが、スケート選手として特に思い入れ深い季節は、冬です。
まず思い出すのは、屋外のスケートリンクで感じた身を刺すような寒さと、澄み渡る夜空。
私の生まれ育った諏訪地方の冬は、晴天の日が多く、雲のない夜ほど厳しく冷え込みます。
夜空を見上げるたび、明日はさらに寒くなるのだろうと思いながらも、目の前に広がる美しい星々に見惚れていました。
諏訪地方では古くから、この寒さを生かして寒天や日本酒を作り、諏訪湖が凍ると御神渡りで吉兆を占ってきました。
こうした厳しい自然とともに生きる中で育まれた食や暮らしの知恵、地域に根付く文化は、県内各地で世代を超えて受け継がれています。
信州ならではの知恵や文化を未来へつなぎ、この先の150年も、大好きな信州がさらなる発展を遂げていくことを心から願っております。
